先日、幻冬舎「ゲーテ」編集部から「求められる男」について取材を受けました。
ヤングゲーテとは言うものの、実は「ゲーテ」という雑誌の重厚な印象にやや緊張していました。すると、いい意味で想定外!女子力の高い二人の女性(Y編集者さんと、ライターのAさん)ともに朗らかで、飾らないお人柄。本来の取材内容とは別のところでシンパシーを感じて、なんだか女子会ノリの楽しい時間でした。
さて、雑誌のテーマである「求められる男」についての正解は「ヤングゲーテ」にお任せするとして、ここではそのときの裏話をお話しします。
女性お二人と「求められる男」についてあれこれ余談で盛り上がり、「これまで有名人を取材して、印象深いというか・・・気分があがった人って誰なんですか?」と、逆取材をしました。すると即答「ジョージ・クルーニー」。周囲のみんなが彼のことを好きになったほど、おそろしくウイットがあり雰囲気がいい。笑顔が素敵な方だそうです。年輪を感じる「白髪」や「笑い皺」も味方につけて、彼のセクシーな魅力にしているのですから、納得です。
国内ならば?との問いには「俳優Tさん」「歌手F山さん」。まぁどちらもうつくしい男性ですから、仕事とはいえ気分も上がるでしょうね・・・。と、王道いうかあたりまえな返答に少しがっかり。でも実は、彼らは「外見がいい」というだけでない魅力があったのです。
まず「挨拶がいい」帰り際に直接関係ないのスタッフのところまで来て丁寧に挨拶してくれたので感激したのだとか。スターと呼ばれる人なら、ついちやほやされて、挨拶もおざなりになってもおかしくない気もします。いや、だからこそ、誰に対しても丁寧な態度をとれる男性は、とても魅力的で印象深いのでしょう。さらに対談者だけでなく、その場のスタッフ全員に「アイコンタクト」されたのが印象的だったそうです。「マーキングされちゃいました!」と、すっかり乙女の顔でした。
実力があっても人気稼業は移ろいやすいものです。そんな中で「求められる男」として不動の人気を誇っている秘密は、そんな繊細な気配りにある、と思いました。