menu

デ・ニーロに学ぶ、イメージUP

ハンカチ映画「マイ・インターン」を見ました。

「プラダを着た悪魔」の続編ともいえます。NYで働くキャリアウーマン(アン・ハサウェイ)が魅力的に描かれていました。

今回の舞台は、ファッションwebサイト業界。そして主演であるアン・ハサウェイは、若く美しいCEOという設定で、いまどきのCEOらしく!?社内の自室まで自転車で出勤。自由なライフスタイルに憧れる人もいるでしょう。しかも今回は「プラダを着た悪魔」のような悪魔はいません。いじめられることがないのです。

むしろその逆。企業ではよくあるインターン制度ですがアン・ハサウェイ扮するCEOは、社会貢献する心のゆとりがなく、むしろしぶしぶインターンを受け入れました。こうして年配インターン「ロバート・デ・ニーロ」と出会うことになるのですが・・・・。どう彼女が変化していくかは、本編で楽しんでもらうとして、ここでは「デ・ニーロ」流イメージアップをお話をします。

デ・ニーロは、日本でいうならシルバー人材センターから派遣されたベテランインターン。この映画では、当初デスクでスタンバっていても仕事がありません。しかし、彼は常に働くための準備をおこたらず、服装からもやる気を漲らせ真摯な姿勢で通勤します。また印象的に何度も出てくるのが「ハンカチ」です。

アイロンがピシッとかかったシャツ、ネクタイ、スーツ、ハンカチ持参のデ・ニーロ。webサイト業界ですから同僚たちは、服装もラフで、年配者の彼だけが浮いていました。ですが若い同僚と、打ち解けるうちに、彼らに変化が生まれていきます。「ハンカチなんているの?」という同僚に「女性に差し出すために・・・」というデ・ニーロ。Tシャツ姿の彼が最後にはどうなったのかも必見です。

人間としても成長するキャリアCEO、アン・ハサウェイも素敵ですが、男性に向けて「紳士」の振る舞いが随所に盛り込まれている作品とも思えました。