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改めて、お見舞いとお悔やみを申し上げます。

カメラ画像 2003.11。あれから4年が経とうとしています。この時期になるとニュースでは、復興へと向かう地域の様子が映し出されます。

地震だけでなく、津波、そして原発事故の被害によって、被害に見舞われた方々。

そして尊い命を奪われた方々。どれだけ年月を重ねても拭いきれない想いもあることでしょう。

改めて、お見舞いとお悔やみを申し上げます。

あの日。東京駅付近で夜を過ごし、被害の全貌を翌日知ったときの衝撃は、私も忘れることができません。「どうして・・・。こんなことに・・・。」

あの日から数日間は、東京でも米がなくなり、スーパーから冷凍食品が消え、節電でどこも薄暗くなりました。しかし、数年が経つと、街の灯りは煌々と輝き、昼夜問わずお店は開いています。深夜だろうと、謳いたいときにカラオケに行き、焼き肉を食べ、本を買います。つくづく、大都会は、コンビニエンスで、自分の欲望を満たせる街だと思います。

文化的?で有難いことですが、その発展のために、震災後も電気を大量に消費しつづけ、さらなる文化的生活のために、その地の人々に辛抱や負担をさせ、自然を壊すことも止む無し、という気運になったとしたら・・・。

震災後も、郷土を愛し、その地で力強く耐えている人々がいることを、忘れてはならないと思いました。

時間や季節は、人のこころなど知らず過ぎていきます。継続的な支援はもちろんのこと、あの日のことを教訓に、節度のある暮らしの中にある、幸せをかみしめたいと思いました。